職務経歴書の書き方エンジニア版完全ガイド
エンジニアの転職で最も重要なのが職務経歴書です。書類選考を通過しないと、面接に進めません。
この記事では、エンジニアの職務経歴書の書き方を完全解説します。
職務経歴書を書く前に、転職の方向性を確認しておきましょう。
職務経歴書の基本構成
エンジニアの職務経歴書は、以下の4部構成が基本です。
- 職務要約(3〜5行)
- スキルサマリー(使用技術一覧)
- 職務経歴(プロジェクト詳細)
- 自己PR(2〜3項目)
1. 職務要約の書き方
職務要約は、採用担当者が最初に読む部分です。ここで興味を持ってもらえないと、その先を読んでもらえません。
ポイント
- 3〜5行で簡潔に
- 経験年数、主な技術、得意分野を書く
- 「何ができるか」を端的に伝える
NG例
SESエンジニアとして3年間勤務。Javaを使用した開発に従事。
OK例
Webアプリケーション開発エンジニアとして3年間、BtoCサービスの設計から実装まで担当。Java(Spring Boot)を中心に、API設計、DB設計、コードレビューを経験。直近のプロジェクトでは4名チームのサブリーダーとして、進捗管理と後輩指導も担当。
2. スキルサマリーの書き方
使用技術を一覧で記載します。採用担当者が「この人のスキルセット」を一目で把握できるようにします。
ポイント
- カテゴリ別に整理(言語、フレームワーク、DB、インフラなど)
- 実務経験年数を記載
- バージョンも書く(特にメジャーなもの)
例
| カテゴリ | スキル | |----------|--------| | 言語 | Java(3年)、Python(1年)、JavaScript(2年) | | フレームワーク | Spring Boot 3.x(2年)、React(1年) | | DB | MySQL 8.x、PostgreSQL、Redis | | インフラ | AWS(EC2、RDS、S3)、Docker | | その他 | Git、GitHub Actions、Jira |
3. 職務経歴(プロジェクト詳細)の書き方
最も重要な部分です。プロジェクトごとに詳細を記載します。
記載項目
- プロジェクト概要
- 期間
- チーム規模
- 担当フェーズ(設計/実装/テスト/運用)
- 担当業務
- 使用技術
- 成果・実績
NG例
ECサイト開発
- 期間:2023年4月〜2024年3月
- 担当:バックエンド開発
- 技術:Java、MySQL
OK例
大手ECサイト リニューアルプロジェクト
- 期間:2023年4月〜2024年3月(12ヶ月)
- 規模:8名(PM1、リーダー1、バック3、フロント2、インフラ1)
- フェーズ:基本設計〜結合テスト
- 担当:注文管理機能のバックエンド設計・実装
- 技術:Java 17、Spring Boot 3.0、MySQL 8.0、Docker、AWS(EC2、RDS)
- 成果:
- 注文処理のレスポンスタイムを2秒→0.5秒に改善
- 設計書テンプレートを作成し、チームの設計工数を20%削減
- 後輩1名のメンターとして、コードレビューと技術指導を担当
4. 自己PRの書き方
自己PRは「強み + エピソード + 活かし方」の構成で書きます。
NG例
コミュニケーション能力があります。チームで協力して開発できます。
OK例
【課題発見と改善提案】
前職のプロジェクトで、レビュー工程がボトルネックになっていることに気づきました。レビューチェックリストを作成・導入した結果、レビュー時間が1件あたり30分→15分に短縮。この経験を活かし、貴社でも業務改善に積極的に取り組みたいと考えています。
よくあるNG例
1. 「従事」で終わる
「〇〇に従事しました」では、何をしたかわかりません。具体的な成果を書きましょう。
2. 技術だけを羅列する
「Java、PHP、Python…」と書くだけでは、どの程度使えるか伝わりません。
3. 数字がない
「改善しました」より「20%削減しました」のほうが説得力があります。
こんな人におすすめ
- 職務経歴書の書き方がわからない
- 書類選考で落ちることが多い
- 何を書けばいいかわからない
こんな人には向かない
- すでに通過率の高い職務経歴書がある
- 転職エージェントに添削してもらっている
まとめ: エンジニアの職務経歴書は、職務要約、スキルサマリー、プロジェクト詳細、自己PRの4部構成です。「何をしたか」「どんな成果を出したか」を具体的に書きましょう。
迷ったら30秒診断で、最適な転職ルートを確認しましょう。
※本記事の情報は2026年時点のものです。 最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。 転職の成否や年収変動を保証するものではありません。